予防

予防について

予防について
犬や猫の病気は、人間と同じく予防によって発症を防げるものが多くあります。
たとえば、猫は室内飼いをするというのも予防のひとつですが、それでも感染を完全に防げるわけではありません。 しかし、ワクチンを接種していれば、たとえ感染しても軽症で済み、ほかの子たちへの感染源となることを防止できます。
予防のためにも、積極的にワクチン接種を行いましょう。
また、寄生虫による感染を防ぐ「駆虫薬」やスキンケアも効果的です。取り入れることを推奨しています。

ワクチンで予防できる犬の病気は7つ

犬アデノウイルス2型感染症

ほかのウイルスとの混合感染により、死亡率が高くなります。

犬コロナウイルス感染症

子犬の場合、吐いたり、また激しい水様性の下痢を引き起こしたりします。

犬パルボウイルス感染症

重症になると短時間で死亡することがあります。

犬バステンバー

進行すると、マヒなどの後遺症が残ります。死亡率の高い病気です。

犬パラインフルエンザウイルス感染症

重症化することが多く、最悪の場合死亡することもあります。

犬伝染性肝炎

子犬が感染すると、突然死することがあります。

犬レプトスピラ感染症

人間にも共通の感染病です。

ワクチンで予防できる猫の病気は6つ

猫ウイルス性鼻気管炎

重症になると、死んでしまうようなこともあります。

猫カリシウイルス感染症候群

子猫の場合は合併症を併発し、死亡することもあります。

猫汎白血球減少症

死亡率の高い病気です。

クラミジア病

重症化すると死亡することもある感染症です。

猫白血病ウイルス感染症

血液の癌や貧血、流産を起こし、いろいろな病気を併発しやすくなります。

猫免疫不全ウイルス感染症

その名の通り免疫不全に陥り、抵抗力の低下が招く様々な症状が現れます。

駆虫薬の投与

フィラリア

蚊に刺された際、蚊の幼虫が皮膚、血液、さらには心臓に達して繁殖します。血流が悪くなり、さまざまな障害をもたらす病気です。

駆虫薬には錠剤、チュアブルなどがあります。

ノミ・マダニ

ノミやマダニにかまれると、皮膚炎や貧血、栄養障害ほか、さまざまな感染症の原因になります。無理に取ろうとすると、口器だけが皮膚内に残り、化膿することもあります。

代表的な駆虫薬としては、フロントラインが挙げられます。

定期投与で成虫駆除・卵のふ化・成長を防ぎます。

スキンケアの予防効果

犬や猫の表皮は人間より薄く、とてもデリケートです。最近は犬のアトピーなど皮膚の病気が増えています。
健康な状態を保つために、日々のブラッシングと定期的なシャンプーが大切です。シャンプーはその子に合ったものを選びましょう。
また、痒がっていないかなど行動の確認はもちろん、湿疹や発赤がないかなど、直接地肌をチェックしましょう。

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